森と木と人のつながりを考える

間伐材由来のチップ利用量が3割増、2020年調査

農林水産省は、昨年(2020年)の木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果を8月31日に公表した。バイオマス発電などエネルギー用に使われた木材チップ量は約1,039万tで前年(2019年)より約96万t(対前年比+10.3%)増え、6年連続で増加した(「林政ニュース」第589612636号参照)。FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)の認定を受けたバイオマス発電所向けのチップ需要が旺盛なことに加え、コロナ禍でチップの調達が難しくなると判断した事業者が買い溜めに走った影響もあるとみられている。→詳しくは、「林政ニュース」第661号(2021年9月22日発行)でどうぞ。
★参考書籍
『植林ビジネスとバイオ燃料』

日本林業調査会
(J-FIC)の本