『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第31回「丸太供給の担い手を自覚、日田の有力原木2市場」(『林政ニュース』第320号(2007(平成19)年7月11日発行)掲載)をアップしました。
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昨年度(平成18年度)にスタートした「新生産システム」が2年目に入り、徐々に課題が浮き彫りにされつつある。なかでも丸太の安定供給にかかわって、原木市売市場をどう位置づけるかは大きな問題だ。現場の関係者も困惑を隠さない。前号(第319号)の「ルポ&対論」で取り上げた日田市森林組合でも、原木市売市場の位置づけが重要な検討課題になっていた。そこで、年間5万㎥以上の丸太を扱う原木市売市場が軒を並べる大分県日田地域を、遠藤日雄・鹿児島大学教授が再度訪れた。迎えたのは(株)九州木材市場(以下「九木」と略称)の田中正史・取締役社長と(株)ナンブ木材流通の武内達男・代表取締役社長の2人。「新生産システム」を実施する中で、原木市売市場はどのような存在意義を発揮できるのか。当面する課題と今後の方向が2人の話から浮き彫りになる。
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