『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第41回「韓国で建築実績伸ばす日本木造住宅輸出協会」(『林政ニュース』第330号(2007(平成)年12月5日発行)掲載)をアップしました。
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ここ数年、日本から韓国や中国へ住宅や木材を輸出する動きが目立っている。しかし、なかなかうまくいかないのが実状である。数年前、ツーバイフォー(2×4)住宅で韓国に進出したある日本の大手住宅メーカーも、実績らしい実績を残せないままだ。なぜなのか。その理由を探るために、遠藤日雄・鹿児島大学教授が韓国を訪れた。同国に産直住宅を輸出し、すでに棟の実績をもつ日本17木造住宅輸出協会(鹿児島県霧島市、第313号参照)の有村吉孝会長に現地で会うためだ。有村会長は遠藤教授を、陝川に建設した木造住宅で、施主の安喜福さん(52歳、1万2000頭の養豚業を経営)とともに出迎えた。住宅を見ながら3人が語り合う。その中で、有村会長の取り組みがなぜここまで到達できたのか、その理由の一端が明らかになる。
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