『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第51回「ロシアンショックに揺れる北洋材産地・(株)石甚」(『林政ニュース』第340号((平成20)2008年5月14日発行)掲載)をアップしました。
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世界の木材貿易が相当のマグニチュードを伴って激震を起こしそうだ。震源地はロシア。来年1月からロシアは、針葉樹丸太の輸出に対して80%もの高率課税をするという。世界全体の丸太輸出量の4割強を占めるロシアがこの措置に踏み切った場合、事実上の輸出禁止状態に陥り、世界の木材需給は大きくバランスを崩すことになる。その影響は計り知れない。前例のない「ロシアンショック」を前にして、日本の北洋材製材産地はどのような対応をしているのか。80%という数字に信憑性はあるのか。もし実現されれば、産地としてどのような選択肢が残されているのか。遠藤日雄・鹿児島大学教授が、日本一の北洋材製材産地・富山を訪れ、この問題に切り込む。
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