『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第59回「国産材チップにシフトする中越パルプ川内工場」(『林政ニュース』第346号(2008(平成20)年月日発行)掲載)をアップしました。
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原料基盤を輸入チップに依存してきた製紙メーカーが、国産チップの調達に梶を切り始めている。原油高騰などで世界的な資源獲得競争が激化し、国内でも、木質ボード用及び燃料用のチップと競合する中で、製紙用チップをいかに安定的に確保していくかが大きな課題になってきた。そこで、遠藤日雄・鹿児島大学教授は、中越パルプ工業(株)(本社・東京)川内工場(鹿児島県薩摩川内市)を訪ねた。同社の楠原勝市工場次長と子会社である中越物産(株)の津迫利郎・原材料・林材部長(取締役)との対話を通じて、製紙メーカーが抱えているチップ問題の現実と対応方向が明らかになる。
目次▼
中国、インドの台頭で需給はますますタイトに
3年前から外材チップ入手難、燃料用との奪い合いも
国産原料確保へ中越物産が動く、課題は担い手育成
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