森と木と人のつながりを考える

『「遠藤日雄のルポ&対論」大全集』の第68回をアップしました。

『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第68回「進取独立の精鋭部隊・フォレストテクニック」(『林政ニュース』第358号(2009(平成21)年2月11日発行)掲載)をアップしました。
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平成20年度版の『森林・林業白書―林業の新たな挑戦―』は、なかなか読み応えがある。副題にふさわしく、林野庁の森林・林業を改革する姿勢が随所にみられるからだ。その中に、「チャレンジ精神をもった担い手が森林づくりに取り組んでいくことが重要」(要約)という指摘がある。文言としてはわかるが、具体的にどのような「担い手」をイメージすればいいのか。そこで、遠藤日雄・鹿児島大学教授は、天竜林業地(静岡県)を訪れた。平成19年夏、1通の挨拶状をもらったことが脳裏にあったからだ。文面には次のような件があった。「このたび天竜森林組合より独立、フォレストテクニック(株)(静岡県浜松市)を設立し、7月3日より発足いたしました。森林施業における機械化技術の向上を目指し、現場と事務との新しい関係を築き上げることを目標に、再出発いたしました」。差出人は、同社の代表取締役に就任した吉良達氏。横浜出身の36歳。吉良社長は、早速、遠藤教授を現場へと案内した。
目次
ロングアームと特性ヘッドのハーベスタを活用
伝統の殻を破り、1人で年1300m3の高生産性
鹿も近づかない急峻地に860mの作業道開設
チャレンジ精神を体現するクローラトラック
→続きは、こちらからどうぞ。

日本林業調査会
(J-FIC)の本