『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第74回「総合流通No.1 吉田繁・JKHD会長の新戦略(上)」(『林政ニュース』第364号(2009(平成21)年5月13日発行)掲載)をアップしました。
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JR京葉線の新木場駅(東京都江東区)に降り立つと、一際高い18階建ての「新木場タワー」が目に入る。木材を含めた住宅関連資材全般を扱う国内No.1企業・JKホールディングス(株)(以下JKHD)の本社がここにある。JKHDは、木材・建材の専門商社であるジャパン建材(株)をはじめとする各種企業を傘下におさめる純粋持株会社であり、住宅・木材市場に大きな影響力を持っている。そこで、遠藤日雄・鹿児島大学教授は、新木場タワーの最上階にある会長室を訪れた。JKHDの頂点に立つ??田繁・代表取締役会長兼CEOに、〝未曽有の不況”を克服する経営ビジョンを聞くためだ。数々の修羅場をくぐり抜け、住宅・木材業界のカリスマとも呼ばれる吉田会長の口から、大胆な起死回生策が示される。
目次
年商1千億円では小さい、スケールメリットを追求
住宅取得に潜在的ニーズ、だが未だ関心が低い
合板博物館に1年で1万人、時代とともに変貌遂げる
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