森と木と人のつながりを考える

『「遠藤日雄のルポ&対論」大全集』の第89回をアップしました。

『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第89回「秋田の再生へ③ 新たなビジネスモデルを求めて(『林政ニュース』第379号(2009(平成21)年12月23日発行)掲載)をアップしました。
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(前回からつづく)秋田県米代川流域――豊富な森林資源を有し、全国有数の製材加工産地を形成している。だが、この“秋田スギのメッカ”も往時の活気を失ってきている。同流域の大館地区には、かつて40社近くの製材企業があったが、現在は森林組合を含めて30社に減少した。「天スギ」(天然秋田スギ)から「造スギ」(人工造林した秋田スギ)へという資源内容の変化に加え、住宅市場の変貌(品質・性能重視など)が林業・木材業界の土台を揺さぶっている。もう一度活況を取り戻すためには、何が必要なのか。新たなビジネスモデルを求めて、遠藤日雄・鹿児島大学教授が、大館地区に入った。

目次
沓澤製材所「もう原木の優位性には頼れない」
製材ラインを一般用に一新、国産羽柄材に商機
素材生産とタイアップしてグリーンビジネスへ
バイオタウンの大館市が乾燥ストックヤードを構想
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