『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第87回「秋田の再生へ①大手集成材メーカーが国産材シフト」(『林政ニュース』第377号(2009(平成21)年11月18日発行)掲載)をアップしました。
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日本を代表する林業県・秋田。だが、その秋田が今、苦境に喘いでいる。名門・老舗企業の倒産が相次ぎ、新生産システム(林野庁補助事業)を利用した大型製材工場の整備も思うように進まない。何とか衰退傾向に歯止めをかけることはできないか。関係者の悩みは深い。そこで、遠藤日雄・鹿児島大学教授が秋田県に入った。欧州からラミナを輸入している大手集成材メーカーが、国産材利用に転換し始めたという情報がもたらされたからだ。外材工場の国産材シフトが現実のものならば、沈滞する業界に新たな刺激を与えることになる。林業県復活に向け、曙光は見えるのか――。今回から秋田シリーズを3回連続でお届けする。
目次
宮盛がスギ集成材を試験販売、輸入ラミナから転換
秋田スギを使いたいが集まらない、システムがない
菱秋木材は北海道産カラマツを採用、来年から生産へ
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