あなたの地域にある山林、ちゃんと活かせてますでしょうか?
昔。それこそバブルが弾ける前、山林を活用して大きな儲けをあげていた地域もありました。でも、バブルが弾け、材価は下がり補助金なくして山林活用はできません。ウッドショックによる好景気もおそらく一時的なものです。
「山林活用は木材生産だけで良いのか?」──そう疑問を持つ人も少なくありません。
そうした人たちは新しい山林活用を模索して実践しています。その中に山林の空間を使ってビジネスを展開する人たちがいます。
例えば、山林をキャンプ場やテーマパーク、マウンテンバイクコースにするなどです。
こういったトレンドは数年前から業界内でも目立ち始めていましたが、新型コロナウイルスの影響で都市部の”密”なエンタメが楽しめなくなり、自然の中でのエンタメが注目されたのが追い風となってブームになっています。
一方、事業者側から見ると、イニシャルコストやランニングコストが数千万から数億かかり、とても体力のいるビジネスで、新規参入がしづらいのが実情です。
地域で数名、もしくは自分の山林を活用したいけど、「そんな膨大なコスト・リスクは背負えない」、「はじめるならスモールスタートで」──そう考える人もきっと多いでしょう。
今回のJ-FIC Webinarでは、キャンプブームを捉え多数の雑誌でも掲載されている山林レンタルサービス「forenta」を展開する(株)山共の田口房国さん。創業2期目に突入し、スタートアップのビジネスコンテストで優秀賞を獲得している『BeFORESTER』を運営する(株)フォレストーリーの渡部真之助さん。聞き手には山林空間の活用を研究している森林総合研究所の平野悠一郎さんをお招きし、「お金をかけるだけが能ではない あなたの地域でもできる山林活用」と題しトークセッションしていただきます!!皆様のご参加をお待ちしております!!
(旧題:山林を山林のまま活かすエンタメとは?
─『forenta』、『BeFORESTER』の可能性を探る─)
▽開催日時
1月17日(月) 19:30~21:00
▽参加方法
下記リンク先「チケットを申し込む」より必要事項をご記入し、お申し込みください。
https://j-fic-event03.peatix.com/
イベントはオンラインツール「Zoom」を利用して行います。
お申込みいただいた方には、Zoomミーティング参加用のURLをお送りいたします。
スマホ、タブレット、パソコンがあれば参加可能です。
事前に質問事項がある方も受け付けています。
▽参加費
1,000円(税込み)
▽タイムテーブル
19:20 開場
↓
19:30 はじめに
↓
19:35 第1部 イントロダクション
↓
19:55 第2部 クロストーク
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20:55 おわりに
※後日、参加者の皆様には期間限定のアーカイブ配信をお届けいたします。
※会の進行具合により多少の延長が発生する場合があります。
※セミナーの内容は変わる可能性がありますが、その場合は良い方向への変更になります。
話し手
田口房国/株式会社山共
1977年生まれ。学習院大学物理学科卒。2007年(株)山共代表取締役就任。所有林の経営や木材製品の製造販売を行う一方、2020年からスタートしたキャンパー向け森林レンタルサービス「forenta」を発案し、現在フランチャイズ展開中。森林に新たな価値付けをしたサービスとして注目を集めている。
渡部真之助/株式会社フォレストーリー代表取締役
家業が岡山県の材木卸問屋で、幼少の頃から木に囲まれて育つ。大学中退後に上京。東京で就職し、「生命の循環」をコンセプトにした端材やリサイクル材などを活用した内装や家具のデザイン会社に勤める。その後、第一次産業への関心が高まり、長野県に移住して林業の世界に飛び込み、木曽郡で木曽檜を扱う林業事業体に従事する。2020年に林野庁主催の『SUSTAINABLE FOREST ACTION 2020』で最優秀賞の受賞を機に起業する。現在は、森林を守り地域も元気になるサスティナブルな事業「伐採予定地で行うサバイバルゲーム事業」を展開中。「inacome 2021 特別賞」や「信州ベンチャーコンテスト 2021 優勝」など様々な賞を受賞している。
聞き手
平野悠一朗/森林総合研究所関西支所主任研究員。
博士(学術)。森林をめぐる人間社会の価値の創生、変化、調整のあり方を見出だすために、海外・日本における森林の多面的な利用に注目している。