林業機械化協会は公募方式で実施する「先進的林業機械緊急実証・普及事業」の採択事業と実施者を決定し、6月15日に発表した。11件の応募があった中から、次の6件を選んだ(括弧内は窓口事業者)。
・傾斜地を含む林地において伐採・搬出等を行う林内作業者の開発・改良(松本システムエンジニアリング(株))
・多目的造林機械による造林作業の自動化・軽労化システムの構築に向けた実証・普及((株)筑水キャニコム)
・無線操作の「油圧集材機と「架線式グラップル」を組み合わせた「新たな架線集材システム」の生産性と安全性の向上(中井林業)
・搭載重量200㎏の林業用ドローンの実証・普及((株)BlueBee)
・作業アタッチメントを搭載した電動苗木運搬車両による省力造林作業の実証・改良(国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所)
・作業道情報化施工の現場実装((株)ジツタ)
★参考書籍
『低コスト再造林への挑戦』