森と木と人のつながりを考える

日林協の業務執行理事に福田隆政氏

日本森林技術協会(加藤鐵夫理事長)は5月30日に第68回定時総会を開催。役員の改選を行い、業務執行理事の渡辺太一氏が退任し、後任に福田隆政氏(「林政ニュース」第458号参照)が就任した。また、総会に先立って、表彰行事を行い、受賞者を代表して鹿児島大学の福本桂子さんと宮崎県林業技術センターの三樹陽一郎さんに賞状と副賞が授与された。各賞の受賞者と研究テーマは、次のとおり。
◎第23回学生森林技術論文コンテスト
・林野庁長官賞
鹿児島大学・福本桂子「無下刈り幼齢林におけるスギ植栽木と雑草木の競合」
・日本森林学会会長賞
東京大学・宇部真広「沈水環境下のMelaleuca cajuputi実生内の内部酸素動態と高濃度CO2環境の影響」
・日本森林技術協会理事長賞
信州大学・阿辻雅言「胸高直径と立木位置データを用いた根系の崩壊防止力二次元分布図の作成」
宇都宮大学・西周真宏「判別分析を用いた施業実施小班に共通する因子の解明」
◎第58回森林技術賞
宮崎県林業技術センター・三樹陽一郎「コンテナ苗育成技術『Mスターコンテナ』の開発と普及」
北海道立総合研究機構・菅野正人「森林GISやリモートセンシング技術を利用した新しい森林資源および被害把握技術の開発と実利用」

日本林業調査会
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