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第9回「農中森力基金」の助成先に8件を選定、合計2億円を支援

農林中央金庫は、9回目となる今年度(2022年度)の「農中森力基金」の助成案件を決定した。18件の応募があり、次の8件を採択した。助成総額は2億円。なお、同基金による助成事業は来年度(2023)年度も継続し、4月3日(月)から6月30日(金)まで募集を行う。
・温海町森林組合(山形県)「急傾斜地に適したスマート林業と新たな生産システムで施業区域の拡大を目指す」
・富山県西部森林組合(富山県)「大規模集約化団地による林業再生プロジェクト」
・福井森林組合(福井県)「森林作業道の長寿命化技術の確立による荒廃森林の再生」
・北アルプス森林組合・長野県森林組合連合会(長野県)「甦れ!北アルプス地域の里山」
・中勢森林組合(三重県)「”スマート林業の実践による未整備森林整備の収益化”モデル事業」
・山口県西部森林組合(山口県)「Deer friend:県獣ニホンジカ(sika deer)との共存を志す森林整備の挑戦」
・愛媛県森林組合連合会(愛媛県)「地籍調査未実施森林におけるICT技術を活用した境界明確化と荒廃林の再生」
・平戸市森林組合・長崎県森林組合連合会(長崎県)「平戸の森再生プロジェクト」

日本林業調査会
(J-FIC)の本