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第47回森林防疫賞長官賞に西之表市でのマツ食い虫対策

全国森林病虫獣害防除協会は7月24日に第47回森林防疫賞と第19回森林病害虫等防除活動優良事例コンクールの表彰式を行った。森林防疫賞の林野庁長官賞は、西之表市役所の奈尾正友・美坂達也両氏の論文「西之表市わかさ公園におけるマツ材線虫病対策」が受賞。また、防除活動優良事例コンクールの林野庁長官賞には三重県の宮川森林組合が選ばれた。このほかの受賞者は、次のとおり。
◎第47回森林防疫賞
・奨励賞=「霧島神宮神宮林におけるキュウシュウジカの生息地利用とそれに影響を与える環境要因の季節変動」鹿児島大学大学院農学研究科・内川宗久
・奨励賞=「金網マットの設置による二ホンジカ侵入防止柵のゲートの改良」兵庫県但馬県民局・尾崎真也、同・尾畑俊彦氏、同・雑賀謙彰、兵庫みどり公社・近藤伸一
◎第19回森林病害虫等防除活動優良事例コンクール
・会長賞=佐賀県森林病害虫等防除連絡協議会
・奨励賞=特定非営利活動法人みどりのお医者さん、脇山好雄(佐賀県)

日本林業調査会
(J-FIC)の本