昨年度(2021年度)の国有林材供給量が前年度(2020年度)より約3割アップの516万m3(素材(丸太)換算)に増えた。ウッドショックで国産材へのニーズが強まったことを受け、立木販売の前倒し実施や素材生産請負事業の早期発注、素材の早期販売などを行ったことが増産につながった。コロナ禍で需要が縮小した2020年度は緊急的な減産対策を行い(「林政ニュース」第631号参照)、供給量を389万m3まで抑えていた(「林政ニュース」第661号参照)。→詳しくは、「林政ニュース」第685号(2022年9月21日発行)でどうぞ。
★参考書籍
『国有林野事業の抜本的改革』