森と木と人のつながりを考える

欧州生まれの「CLT構法」導入へ、実大振動実験、JAS化検討

ヨーロッパで開発された新しい木質材料「クロス・ラミネイティド・ティンバー(Cross Laminated Timber、CLT)」を使用した大規模木造建築物の構法を日本に導入する取り組みが本格化してきた。国土技術政策総合研究所は2月6日に、「CLTによる3階建て実大試験体の振動実験」を防災科学技術研究所の大型耐震実験施設で実施。また、CLTをJASに基づいて規格化する検討作業も始まった。写真は、CLT構法で建築された8階建ての木造マンション(スウェーデン、提供:林野庁木材産業課・青井秀樹氏)→詳しくは、「林政ニュース」第431号(2月22日発行)でどうぞ。

日本林業調査会
(J-FIC)の本