森と木と人のつながりを考える

『「遠藤日雄のルポ&対論」大全集』の第73回をアップしました。

『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第73回「「椙」にこだわる木造住宅メーカー・シンケン」(『林政ニュース』第363号(2009(平成21)年4月22日発行)掲載)をアップしました。
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輸出主導型の成長モデルが挫折し、内需拡大による経済再生が模索されている日本。内需といえば住宅が大きなウエイトを占め、政府はさまざまな住宅建設支援策を開始している。しかし、少子高齢化が進む日本では、よほど「魅力的な住宅」でない限り、新たな需要は生み出せない。事実、新設住宅着工戸数は低迷が続いている。一方、日本には1000万haに達する人工林があり、スギやヒノキが伐採時期を迎えている。これを活用した住宅ビジネスのあり方を、「100年に一度の不況」打開に向けて検討すべきではないか。そこで、遠藤日雄・鹿児島大学教授は(株)シンケン(鹿児島市、迫英徳・代表取締役)を訪れた。〝シンケンスタイル〞と呼ばれる同社の木造住宅は評価が高く、県内外に「いつかはシンケンで家を建てたい」と願う消費者が増えているという。その魅力の源は何か。迫社長の口からユニークな家づくり論が披露される。
目次
提案型営業で大手と差別化、ムクでなく集成材を使う
鹿児島県産材を活用し「椙BOX」を開発
シンプルで充足できる家、理想を追い続ける
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日本林業調査会
(J-FIC)の本