世界で初めて木材から「お酒」(「林政ニュース」第580号参照)をつくる技術を開発した森林総合研究所(茨城県つくば市)は、実用化に向けた製造拠点となる「木の酒研究棟」(正式名称「木質バイオマス変換新技術研究棟」)を新設し、8月9日に報道関係者らに公開した。森林総研の内外に分散していた製造機器を1か所に集めて、「木の酒」を一貫製造ができるようにした。同研究棟を活用して、民間企業への技術移転を進め、「木の酒」の商業利用につなげることにしている。→詳しくは、「林政ニュース」第707号(2023年8月23日発行)でどうぞ。