長野県伊那市の有賀製材所(有賀真人社長)は、「丸太1本を使い切る」をモットーに、A材は建築用材、B・C材は梱包用材に製材し、D材は暖房用の薪に加工して有効活用している。薪の大半は蓄熱式暖房器具・ペチカの燃料になっており、 […]
創業から134年目を迎えている辻井木材(京都市、辻井重社長)が「木の総合サポート企業」を目指して事業の幅を広げている。市売事業からは約10年前に撤退し、プレカット事業を中軸に据えて住宅資材の販売事業を強化。施主向けサービ […]
北海道芦別市に本社を置く合板メーカー・滝澤ベニヤが高品質・高級路線を徹底して、独自のマーケットを切り拓いている。看板製品である「シナ共芯合板」はm3当たり約30万円、色紙と単板を組み合わせた「Paper-Wood(ペーパ […]
山口県長門市のシンラテックが広葉樹・シイの用途を広げている。シイの良材は建築・フローリング用に製材・加工し、それ以外の材をパルプやバイオマスチップ用に回すだけでなく、シイの葉は自然動物公園にいるキリンの餌として提供。1本 […]
神奈川県川崎市のVUILD(ヴィルド)が「デジタルファブリケーション」による木製品の開発・製造事業を強化している。3次元加工マシン「ShopBot(ショップボット)」を中核にして、高精度でデザイン性の高い木製品をオンデマ […]
熊本県がブランド化に取り組んでいる「阿蘇南郷檜(あそなんごうひ)」(「林政ニュース」第484号参照)の販路が広がってきている。阿蘇南郷檜は、約260年前の宝永年間から阿蘇地域で直挿しによって植え継がれてきたヒノキの挿し木 […]
昨年(2020年)3月に組織体制を一本化して再出発したナイス(「林政ニュース」第622号参照)は、7月16日に家電量販店大手のヤマダホールディングスと資本業務提携を結んだ。ヤマダHDを引受先とする第三者割当増資を行って約 […]
岩手県八幡平市の中川原商店が多種多様な国産広葉樹材の加工・供給で存在感を高めている。同社は約80年前に木炭集荷問屋として創業。燃料革命を機に製材業へ転身し、同業他社との競合を避けるため原木を広葉樹材に絞った。一時はロシア […]
近畿中国森林管理局の箕面森林ふれあい推進センターは、デジタル版の紙芝居『もくざいのヒミツ』を制作し、7月20日に同局のホームページ上で公開した。同センター職員の矢放七海さんが作成した21枚のスライドからなるオリジナル作品 […]
国内外で幅広い木材ビジネスを展開している江間忠グループが国産材の利活用事業に本腰を入れている。これまでに静岡・愛知・徳島・和歌山・宮崎の各県で計約5,200haの森林を取得しており、同グループのネットワーク力を活かした国 […]