森と木と人のつながりを考える

» 木質バイオマス

トレファクション処理でハイパー木質ペレットを生産

トレファクション処理でハイパー木質ペレットを生産

「トレファクション(torrefaction)」と呼ばれる熱処理技術により、従来よりも性能を高めた「ハイパー木質ペレット」を生産する取り組みが始まっている。お茶やコーヒーを「ほうじる」ように、ほどほどに熱をかけて半炭化す […]

9月29日に東大でシンポ「〈里エネ〉ルネサンス」を開催

9月29日に東大でシンポ「〈里エネ〉ルネサンス」を開催

(財)林業経済研究所は、9月29日(土)午前10時から東京都文京区の東京大学弥生講堂で、里山の歴史や文化、森林資源のエネルギー利用について考えるシンポジウム「〈里エネ〉ルネサンス」を開催する。これからの日本のエネルギーに […]

木材チップの「品質規格マーク」を制定

木材チップの「品質規格マーク」を制定

今年4月に「木材チップ品質規格」(「林政ニュース」第438号参照)を定めた全国木材チップ工業連合会(岩切好和会長)が、同規格の普及に向けて表示用マークをつくった。このマークを付したチップは、製造方法や樹皮の有無、含水率が […]

9月20日・21日に下川町で企業向け森林・自然エネルギー研修

9月20日・21日に下川町で企業向け森林・自然エネルギー研修

北海道の下川町が、企業向けの研修プログラム「森林・自然エネルギー活用塾」への参加者を募集している。日程は、9月20日(木)と21日(金)の1泊2日。1日目は、講義や森林バイオマス活用現場の視察、森林環境教育などの体験研修 […]

混焼発電用に林地残材を供給、釜石市内の共同施業団地で検討

混焼発電用に林地残材を供給、釜石市内の共同施業団地で検討

東北森林管理局の三陸中部森林管理署は7月25日に、岩手県釜石市内の共同施業団地で現地検討会を開催した。管内には、石炭とチップを混焼している新日鐵(株)釜石製鐵所の発電施設があり、釜石地方森林組合を窓口にして林地残材を供給 […]

燃料用優良木質ペレット認証の第1号に上伊那森林組合

燃料用優良木質ペレット認証の第1号に上伊那森林組合

日本木質ペレット協会は、「燃料用優良木質ペレット認証」の第1号として上伊那森林組合(長野県伊那市、井澤通治組合長)の「ピュア1号」を認証した。同協会は「木質ペレット品質規格」を制定し、信頼性の高いペレットの安定供給体制づ […]

アミタが南三陸町でバイオエネルギー実証実験

アミタが南三陸町でバイオエネルギー実証実験

アミタホールディングス(京都市)のアミタ持続可能研究所(東京都千代田区)は、宮城県南三陸町で、木質バイオマスを利用した地域循環型のエネルギー生産モデルを構築する実証実験を行う。町内の林地残材や製材所などで出た端材などをペ […]

木質バイオマスエネルギー利用推進協議会が設立総会

木質バイオマスエネルギー利用推進協議会が設立総会

再生可能エネルギー固定価格買取制度の推進役となる木質バイオマスエネルギー利用推進協議会の設立総会が、東京都江東区の木材会館で7月10日に行われた。発足時の会員は法人60社など。会長に同協議会の設立発起人である熊崎実氏(一 […]

再生エネ買取制度の認定第1号へ、グリーン発電会津が完成

再生エネ買取制度の認定第1号へ、グリーン発電会津が完成

7月1日にスタートした再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、未利用材を使った木質バイオマス発電施設の第1号となる(株)グリーン発電会津の発電所が完成し、7月5日に関係者らに披露された。木質チップの使用量は年間約6 […]

工場残材の発電所向け出荷割合はわずか1.7%

工場残材の発電所向け出荷割合はわずか1.7%

農林水産省が6月28日に公表した「平成23年木材流通構造調査結果」によると、工場残材(約1,500万m3)のうち火力発電所等へエネルギー源として出荷された割合は1.7%に止まっている。自工場で消費する割合が31.8%と最 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本