森と木と人のつながりを考える

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銘建工業が周辺工場からバークを購入しバイオ発電燃料に活用

銘建工業が周辺工場からバークを購入しバイオ発電燃料に活用

大手集成材メーカーの銘建工業(株)(岡山県真庭市、中島浩一郎社長)が、バイオマス発電(自家発電)の燃料にバーク(樹皮)を使い始めた。バーク用の乾燥機を新たに導入し、周辺の製材工場からのバーク購入も開始。同時に、自社の集成 […]

世界初のバイオコークス製造プラント完成、大阪府森林組合

世界初のバイオコークス製造プラント完成、大阪府森林組合

大阪府森林組合(大阪市中央区南本町、古川光和・代表理事組合町)は、世界初となる「バイオコークス」の商用製造プラントを高槻市内に建設し、4月23日に竣工式を行った。6月中をメドに試験操業を始め、来年(平成24年)4月から本 […]

「木質ペレット品質規格」を制定、安全性などに基準

「木質ペレット品質規格」を制定、安全性などに基準

一般社団法人日本木質ペレット協会は、3月31日付けで「木質ペレット品質規格」を制定・公表した。国際規格となっているEUの木質ペレット規格(EN規格)と整合性をとりながら、ストーブ・ボイラー用燃料としての独自の品質規格をま […]

間伐材1トンが6,000円分の杉小判に、智頭町でも「土佐の森」方式

間伐材1トンが6,000円分の杉小判に、智頭町でも「土佐の森」方式

NPO法人土佐の森・救援隊が構築した林地残材収集・運搬システム(小規模林産収集システム、「林政ニュース」第361号参照)をモデルにした取り組みが全国各地に広がってきている。鳥取県智頭町では4月から、森林内に放置された間伐 […]

再生可能エネルギー電気調達特別措置法案を閣議決定

再生可能エネルギー電気調達特別措置法案を閣議決定

政府は3月11日に、木質バイオマス発電などの再生可能エネルギーの買い取りを電力会社に義務づける「電気事業者による再生可能エネルギー電気調達特別措置法案」(「林政ニュース」第405号参照)を閣議決定した。今国会に提出して成 […]

原町発電所にチップを安定供給、福島県木材流通機構が発足

原町発電所にチップを安定供給、福島県木材流通機構が発足

木質チップの大量安定供給を目指す「協同組合福島県木材流通機構」が2月7日に発足した。同機構は、12月から石炭混焼発電を始める東北電力原町発電所へのチップ供給を主要事業に据えた活動を行う。→詳しくは、「林政ニュース」第40 […]

三隅発電所で最大級の混焼実験スタート、チップ年3万トン

三隅発電所で最大級の混焼実験スタート、チップ年3万トン

中国電力(株)は、島根県浜田市三隅町にある三隅発電所で、林地残材を原料にした木質チップと石炭を使った混焼発電実証実験を2月3日に開始した。発電出力は100万kWと混焼発電では最大級で、年間のチップ利用量は約3万トンの予定 […]

新宮市に木質パウダー製造施設が完成、4月から本格生産稼働

新宮市に木質パウダー製造施設が完成、4月から本格生産稼働

和歌山県新宮市に、バーク(樹皮)を原料とする木質パウダー製造施設が完成した。木質パウダーは、着火・消火が速く、灰の発生が抑えられるなど燃焼効率がよい。運営するのは、タオ熊野協同組合で、4月から本格生産に入る。→詳しくは、 […]

国内最大の木質バイオ専焼発電所が本格稼働開始

国内最大の木質バイオ専焼発電所が本格稼働開始

木質バイオマス専焼の火力発電所では国内最大規模となる「川崎バイオマス発電所」(川崎市川崎区、新日本石油(株)川崎事業所内)が2月1日から本格稼働に入った。同発電所は、住友共同電力(株)(愛媛県新居浜市)と住友林業(株)( […]

平成21年のおが粉生産量は428万m3、国産針葉樹は2,000~2,500...

平成21年のおが粉生産量は428万m3、国産針葉樹は2,000~2,500円未満

林野庁木材産業課がまとめた平成21年のおが粉生産動向調査結果によると、同年のおが粉生産量は428万m3で、このうち畜産敷料用が全体の50%、きのこ菌床用が17%、燃料用が23%を占めた。国産材率は76%。m3当たりの価格 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本