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特区指定で除染など推進を、福島県森連が要望

特区指定で除染など推進を、福島県森連が要望

福島県森林組合連合会(國井常夫会長)と同県の森林組合長会議は7月18日に、農林水産省などに対して「林業施策に関する要望書」を提出した。森林の除染やバーク(樹皮)の処理などの問題が依然として解決されていないことを指摘し、國 […]

被災地で来春向けのきのこ原木が不足の見通し

被災地で来春向けのきのこ原木が不足の見通し

林野庁が6月4日に公表した「きのこ原木の需給状況」で、来春の植菌で用いられるきのこ原木が不足する見通しであることがわかった。都道府県を通じた調査によると、5月末時点におけるきのこ原木の供給希望量は3万3,500m3(29 […]

枝葉の除去に加え伐採も、森林除染の技術的指針

枝葉の除去に加え伐採も、森林除染の技術的指針

林野庁は、森林の除染に関する技術的指針を作成した。昨年9月30日に示したガイドライン(「林政ニュース」第421号参照)で、住居等の近隣の森林ついては、林縁から20m程度の範囲を目安に落葉・枝葉等をするとしていたが、これに […]

平成23年度森林・林業白書は東日本大震災を特集

平成23年度森林・林業白書は東日本大震災を特集

平成23年度の森林・林業白書が4月27日に閣議決定され、公表された。全6章で構成されており、第1章では東日本大震災からの復旧・復興を特集。津波で被災した合板工場の復旧状況や海岸防災林の再生、放射能汚染の影響と対策などにつ […]

「森林放射性物質汚染対策センター」が開所式

「森林放射性物質汚染対策センター」が開所式

関東森林管理局に新設された「森林放射性物質汚染対策センター」(相澤肇所長、「林政ニュース」第434号参照)が4月13日に開所式を行った。10名の職員が所属し、福島県、宮城県など7県の国有林の除染作業を進めていく拠点になる […]

4月13日に「森林放射性物質汚染対策センター」の開所式

4月13日に「森林放射性物質汚染対策センター」の開所式

関東森林管理局は4月13日に福島森林管理署で「森林放射性物質汚染対策センター」の開所式を行う。同センターは、関東局管内と宮城県の一部の国有林野で除染を行う拠点となる。職員は10名でセンター本所(福島署管内)のほか磐城署( […]

たけのこ、ふきのとうなどの出荷制限広がる

たけのこ、ふきのとうなどの出荷制限広がる

春の山菜シーズンに入ったが、4月から一般食品の放射性物質基準値が100ベクレル/㎏と厳しくなったこともあって、たけのこやふきのとうなどの出荷を止める動きが広がっている。4月9日時点で、たけのこは千葉・茨城・福島県の8市町 […]

震災から1年、放射性物質の挙動把握などが課題

震災から1年、放射性物質の挙動把握などが課題

農林水産省は3月8日に地震災害対策本部と原子力災害対策本部の合同会議を開き、東日本大震災から約1年を経過した対応状況をチェックした。林野関係では、現時点で約6㎞の海岸防災林復旧工事に着手しており、概ね10年で全体の復旧を […]

土壌よりも落葉層に高濃度セシウム、福島県内の森林

土壌よりも落葉層に高濃度セシウム、福島県内の森林

農林水産省は3月1日、福島県内の森林の落葉層と土壌に含まれる放射性セシウムの濃度調査の結果を公表した。1m2あたりの放射性セシウムの蓄積量が多い地点の分布は、昨年末に公表した空間線量の高い地点と同じだった、また、ほぼすべ […]

ミミズから高濃度放射性物質、拡散の可能性は低い

ミミズから高濃度放射性物質、拡散の可能性は低い

森林総合研究所が行っている調査で、福島県川内村の森林土壌内に生息するミミズから、1㎏あたり最大2万ベクレルという高濃度の放射性セシウムが検出された。農林水産省は、引き続き森林内の放射性物質調査を行っていく方針。なお、ミミ […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本

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