林野庁が8月11日に公表した昨年度(平成22年度)の「森林病害虫被害量実績」によると、松くい虫被害は前年度より約1万m3減の約58万m3に減少したが、ナラ枯れ被害は同約10万m3増の約33万m3に増大した。ナラ枯れの被害 […]
環境省の「狩猟と環境を考える円卓会議」(座長=梶光一・東京農工大学教授、「林政ニュース」第401号参照)が検討成果を提言書にまとめた。シカ、イノシシ、サルなどの大型獣の増加と狩猟者(ハンター)の激減は危機的状況にあるとし […]
国際森林年記念シンポジウム「海岸林を考える」が6月22日に東京都江東区の木材会館で開催され約330人が参加した。陸前高田市の避難所から駆けつけた「高田松原を守る会」の佐々木松男氏は、津波で壊滅的な被害を受けた状況について […]
「東日本大震災に係る海岸防災林の再生に関する検討会」(座長=太田猛彦・東京大学教授、「林政ニュース」第414号参照)は6月19日に2回目の会合を開き、中間報告の骨子案について議論した。津波エネルギーを減衰させる効果を発揮 […]
林野庁は都道府県・市町村と協力し、5月20日から6月30日まで全国各地で今年度(平成23年度)の「山地災害防止キャンペーン」を実施する。「人ごとと 思わず活かそう よその災害」をキャンペーン標語とし、危険箇所の周知や防災 […]
林野庁は、鹿児島県霧島山(新燃岳)の噴火への緊急対策として、土石流センサーの設置など緊急対策を実施している。土石流発生の危険性が高い荒襲川等において、流路の確保や堆積土砂の除去、大型土のうの配置なども行っており、今後の治 […]
北海道は2月8日から10日にかけて、陸上自衛隊北部方面隊(札幌市)と協力してエゾシカの有害駆除を実施し、28頭を捕獲・搬出した。自衛隊が自治体と連携して野生動物の駆除に取り組んだのは全国で初めて(写真はヘリから見たシカ) […]
森林総合研究所の昆虫生態研究室プは、ナラ枯れを媒介する「カシノナガキクイムシ」の遺伝子の組成が本州と北東及び南西で明瞭に異なっていることを確認した(1月31日に発表)。カシノナガキクイムシは気候変動の影響で北方に分布域を […]
シカやイノシシ、クマなどによる農林業や生活環境への被害が深刻化しているため、(社)大日本猟友会と(社)日本狩猟倶楽部は「狩猟と環境を考える円卓会議」(座長=梶光一・東京農工大学大学院教授)を設置し、11月17日に初会合を […]