森と木と人のつながりを考える

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広島県の東城町森林再生協議会が再造林支援事業を開始

広島県の東城町森林再生協議会が再造林支援事業を開始

広島県庄原市の東城町森林組合(表良則組合長)は、(株)山崎木材、(株)宮田木材、松永林業と「東城町森林再生協議会」を設立し、独自の再造林支援事業をスタートさせた。スギ、ヒノキの人工林で伐採(皆伐)を行った場合に、山主(森 […]

茨城県林業技術センター内にエリートツリーの採種園を造成

茨城県林業技術センター内にエリートツリーの採種園を造成

高成長で短期の収穫が可能になるエリートツリー(「林政ニュース」第407号参照)を普及するため、全国で初めてとなる採種園が茨城県林業技術センター内に造成された。一般的な採種園よりも植栽間隔を狭くして交配しやすくさせ、3~4 […]

国有林の造林コスト低減へ、2つの技術開発課題を選ぶ

国有林の造林コスト低減へ、2つの技術開発課題を選ぶ

林野庁は、今年度(平成24年度)に国有林野事業で取り組む重点技術開発課題を決定し、4月11日に発表した。選定したのは、北海道森林管理局と九州森林管理局の2課題。北海道森林管理局は、カラマツを天然更新する際に、下刈りの有無 […]

安国論寺にある「妙法桜」の後継樹育成 に住友林業が成功

安国論寺にある「妙法桜」の後継樹育成 に住友林業が成功

神奈川県鎌倉市の安国論寺(日蓮宗)にある名木「妙法桜」の後継樹育成に、住友林業(株)筑波研究所が組織培養で成功した。妙法桜は、約750年前に日蓮聖人が桜の杖を土に挿して根付いたと伝えられており、鎌倉市の天然記念物にも指定 […]

東京都水道局が民有林の購入対象地域を拡大

東京都水道局が民有林の購入対象地域を拡大

東京都水道局は、多摩川上流域の水源林を維持・保全するために購入を検討している民有林の対象地域を拡大する。これまでの東京都奥多摩町、山梨県甲州市、小菅村、丹波山村周辺の小河内貯水池上流域(約1万ha)に加え、奥多摩町の多摩 […]

エリートツリーの可能性を議論、林木育種センターが成果発表会

エリートツリーの可能性を議論、林木育種センターが成果発表会

(独)森林総合研究所の林木育種センターは2月2日に平成23年度の林木育種成果発表会を開催し、約100人が参加した。「エリートツリーと造林初期投資の軽減」をテーマに、低コスト造林に向けた各地の研究成果が報告された。特別講演 […]

近畿中国局がセラミック苗の実用化に向け造林地検討会

近畿中国局がセラミック苗の実用化に向け造林地検討会

近畿中国森林管理局がセラミック苗の実用化に向けた「低コスト造林地検討会」を開催している。昨年10月25日に兵庫県森林管理署管内で実施したのに続き、3月8日には和歌山森林管理署管内でも行うことにしている。→詳しくは、「林政 […]

オオカミを輸入して獣害対策、豊後大野市が検討

オオカミを輸入して獣害対策、豊後大野市が検討

大分県の豊後大野市は、イノシシやシカによる農林業被害対策として、オオカミを輸入して駆除する検討を進めている。輸入を検討しているのは、約100年前に絶滅したニホンオオカミと同じ種で、主に中国北部に生息するハイイロオオカミ。 […]

九州局が『シカの好き嫌い植物図鑑』など3点セット作成

九州局が『シカの好き嫌い植物図鑑』など3点セット作成

九州森林管理局は、シカによる森林被害対策として、『シカの好き嫌い植物図鑑(暫定版)』と「シカ捕獲マニュアル(くくり罠編)」、及び教材「シカと森林のカード」の3つを作成した(通称「シカ対策3点セット」)。また、1月24~2 […]

宮城県でコンテナ苗の成果報告会を開催

宮城県でコンテナ苗の成果報告会を開催

造林コスト削減の“切り札”として注目されている「コンテナ苗」(「林政ニュース」第371~378号参照)の生産と普及に取り組んでいる宮城県森林組合連合会と宮城県農林種苗農業協同組合は、これまでの成果を報告する発表会(12月 […]

日本林業調査会
(J-FIC)の本