『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」のバックナンバーを集める大全集の第49回「世界製材戦略の新拠点・中国木材鹿島工場(上)」(『林政ニュース』第338号((平成20)2008年4月9日発行)掲載)をアップしました。
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欧米を中心に製材加工業への資本投資(規模拡大)が続いている。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)や中東産油国、さらにBRICsに次ぐ潜在的経済力を持つといわれるネクスト(イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、11ナイジェリア、バングラデッシュ、パキスタン、フィリピン、ベトナム、メキシコ)が大量木材需要国として市場に続々と参入しているためだ。製材加工業界は、まさにグローバルな競争時代に入った。こうした中で、中国木材(株)(堀川保幸・代表取締役社長。本社・広島県呉市)が茨城県鹿島工業団地に大型製材工場を新設し、昨秋から稼働を始めた。単独の製材企業では世界でもトップクラスの同社が、なぜ今、関東へ進出したのか。その狙いを探るべく、遠藤日雄・鹿児島大学教授が鹿島工場を訪れた。堀川社長との工場視察と対談を通じて、中国木材の世界製材加工戦略が明らかになる。
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