森林総合研究所の昆虫生態研究室プは、ナラ枯れを媒介する「カシノナガキクイムシ」の遺伝子の組成が本州と北東及び南西で明瞭に異なっていることを確認した(1月31日に発表)。カシノナガキクイムシは気候変動の影響で北方に分布域を拡げているとの見方が出ているが、被害が発生しているナラ類と同様に以前から各地に生息しており、里山の手入れ不足など最近の森林環境の変化に伴って被害が顕在化したと推定される。この研究成果は、今後の被害地予測などにも活用できるとみられている。
森林総合研究所の昆虫生態研究室プは、ナラ枯れを媒介する「カシノナガキクイムシ」の遺伝子の組成が本州と北東及び南西で明瞭に異なっていることを確認した(1月31日に発表)。カシノナガキクイムシは気候変動の影響で北方に分布域を拡げているとの見方が出ているが、被害が発生しているナラ類と同様に以前から各地に生息しており、里山の手入れ不足など最近の森林環境の変化に伴って被害が顕在化したと推定される。この研究成果は、今後の被害地予測などにも活用できるとみられている。
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